最近少し寒くなってきましたので、これからは洋服を選ぶのに楽しみな
季節になってきましたが、皆さん如何お過ごしですか?
VictoryのJohn-Tです。
今日は私の「お気に入り」の2回目です。
下の写真は、学生時代に父親と山口県へ旅行した時に、 萩の窯元で購入した萩焼の茶碗です。
しばらく使用しておりませんでしたが、数年前からまた使いだしました。
大のお気に入りです。
萩焼はお茶の世界では、一楽・二萩・三唐津といわれ、
高く評価されていますが、その理由のひとつが「茶慣れ」の良さだといわれています。
器にお茶がよくなじむといわれ、本当にお茶がおいしく感じられます。
土が柔らくて、ふんわりと焼き上がった感じがとても趣があり、詫びた感じを出していると
思います。
萩の「七化け」と言われ、長いこと使用しておりますと、色や艶が微妙に変化して、
何とも言えない渋みや味が出てきます。萩焼は焼きあがったとき、土と釉薬の間に
大きな収縮率のずれが生じ、そのため釉薬の表面に小さいひびが入ってきます、
これを貫入といいますが、、そこからお茶などがしみこみ色が変わるといわれています。
本当に使えば使うほど、気に入ってきますので、家族には「取扱い注意」といつも
言っている次第です。
皆さんも、お気に入りの茶碗がありますか?
それでは、次回も萩焼のことを少しお話ししますね!