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ビクトリー陶器有限会社

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日本の伝統技術

2012.03.13

東日本大震災から1年がたち、あらためて、お亡くなりになられた方々に
謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に対し、心より
お見舞い申し上げます。

早いのか遅いのか、一年ががたちました、早く復興されることを祈っています。

VicoryのJohn-Tです。

先日、親戚の子供の結婚祝いに何が欲しいかと聞いたところ、
古めかしい、つづら(葛篭)が欲しいとのことで、二人で日本橋人形町の甘酒横丁の中に
ある岩井つづら店へ行ってきました。

つづらは、丈夫で見た目も美しく、通気性・防虫効果にも優れた日本の伝統工芸品、
伝統技術でもあります。岩井つづら店は江戸末期創業以来ずっとこの地で続いているお店です。

つづらは、まず竹かごに和紙を貼り、次に柿渋を塗布、昔からの日本の知恵ですね!
そして漆。現在はカシューナッツが原料の”カシュー漆”を塗料としているそうです。
つづらの形は文箱(ぶんこ)・小物入れ・衣装箱の3種があり、色は茶、朱と黒の全3色。
頼めば家紋と名前を入れてもらえますが、家紋は自分でデザインしたものでもOKとか!
一家にひとつ、家宝の”つづらは如何ですか?
現在、両国では、大相撲が行われていますが、「明け荷」と呼ばれる衣装入れは、
この「つづら」が使われているとのことでした。

そして最後に、「丁寧に作るのが一番のこだわりかな」。ご主人のお言葉でした。

【岩井つづら店】
住  所:東京都中央区人形町2-10-1(甘酒横町)
電  話:03-3668-6058
営業時間:9:00~18:00 日曜・祝日休み

これは「文箱(ぶんこ)」です。

積まれたつづらたちです。

皆さんは、「舌切り雀」というお話をご存じですよね!
いいお爺さんと悪いお婆さんが出てきて、正直なお爺さんは、小さなつづらを、
強欲なあばあさんは、大きなつづらを…という話です。
そして、その結末は?

あなたが欲しいのは、大きな「つづら」、それとも小さな「つづら」。

それでは、又

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