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ビクトリー陶器有限会社

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波佐見焼・有田焼訪問

2024.05.04

3月に波佐見と有田へ10年ぶりに訪れた。
近頃はインバウンドの来訪が多く、両窯元とも英語の説明が多く見られた。
京都などとは異なり、オーバーツーリズムではなく、ゆったりとした時間が流れ
程よい観光が出来るのではと思った。


上の写真は、慶応元年(1865年)から続く有田焼窯元がユニークな販売をされていたので紹介する。
トレージャーハンティングと銘打ってご覧のような陶磁器の販売は勉強になった。
どの様に購入するかと言うと、1万円と5千円のコースがあり。
専用のカゴに入れらるだけ入れて持ち帰れる方法だ。
力のある外国の人などはカゴに山盛りに入れ喜んで持ち帰るそうだ。(good idea)
窯業の場合どうしても余分に製作し、良品を先に販売する。
余った器やB品は陶磁器祭りなどで販売するが、年数回に限られ、売れ残る商品もある。
そこで、このような販売方法だと生産地の地の利もあり、年間を通し販売出来、柄やデザインもマチマチでもあまり気にならないのも良い。

次の写真は、昔と言っても30年ほど前まではたまに見かけた風景だ。
焼きあがった陶磁器を運搬する時に使った木箱。

陶磁器は分業制で、生地を作る窯、絵付けをする窯、梱包等を専門とする所を商品が回り
商品化されている。
その時に使うのがこの木箱。
現在はサンテナー(プラステック)になっている。
この箱、いわゆる小さなコンテナーに入れ方々に届ける。
箱に窯元や問屋の名前が書かれている事で後で取りに行ったり、届けたりするとに
役立つ仕組み。
この方法は多治見、瀬戸など大量に量産している産地でも良く見かける方法の一っだ。

                          よこやま

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