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湯島天神と講談

2012.02.21

寒い日が続いておりますが、皆さんお元気ですか?
VictoryのJohn-Tです。
春が待ち遠しくなったので、春らしさを求めて先日, 湯島天神へ梅を見に行ってきました。
やはり、今年は寒いせいか、まだ梅の花はちらほらとしか咲いていませんでしたね!
宮司さんにお聞きしたところ、例年よりは、かなり遅れているとのことでしたが、
それでも梅を目当てに来られた人たちで、賑わっておりました。
それと、境内は特に受験生や家族で混雑しており、いたる所に合格祈願の絵馬が
かけられてましたよ!
さすが、「学問の神様」道真公を祀る天満宮として人々の信仰を集めていますね!

湯島天神の「梅まつり」は2月8日~3月8日までとのことです。
梅は、2月末が見頃のようです。

人通りを避け、傾斜がきつい「天神男坂」を下りようとしますと、
坂の上に写真の石碑が立っています。

「講談高座発祥の地」

碑文には、江戸の後期、境内にある自宅を釈場にした伊東燕晋(えんしん)が
「家康公の偉業を読むのに、庶民と同じ高さでは恐れ多いと高座の常設を町奉行に
願い出た」と碑文に書いてありました。
「平成17年11月吉日 六代目一龍斎貞水建立」と。これを建てたのは、講談界の
人間国宝、怪談を読ませたら日本一といわれている方ではないですか?

天神様を下りた上野には、以前「本牧亭」がありましたし、講談には縁の深い
町という事がよくわかりますね。

講談は伝統大衆芸能といわれており、落語の演目は「出し物」といわれおりますが、
講談は「読み物」といわれております。
張り扇で釈台(机)を叩き、調子良くメリハリをつけて語ります。
ぜひ皆さんも機会がございましたら、一度聞いてみてください。
面白いし、語りに引き込まれますよ。
まぁ、〝講釈師、見てきたようなウソをつき”といいますから!
ではここで一つ、口上を

ベンベン!
時は元禄15年12月14日、江戸の夜風をふるわせて
響くは山鹿流儀の陣太鼓、しかも一打ち二打ち三流れ、
思わずハッと立上り、耳を澄ませて太鼓を数え
「おう、正しく赤穂浪士の討ち入りじゃ」 .....
ベンベン!

それでは、又 ... ベンベン!!!

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