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Victory’s Blog VICTORY UNVEILS NEW STYLE ! 2012.03.29 Thursday 桜の便り

2012.02.18

桜の開花が待ちどうしいこの頃ですが、皆さん如何お過ごしですか?
VictoryのJohn-Tです。

つぼみがピンクになり、だいぶふっくらしてきました。開花が近づいています。
4月7日頃は満開になるでしょうね! 楽しみです。

桜といえば、歌舞伎の演目に多く使われていますね。
今年の2月に名古屋での用事があり、時間が一日空きましたので、御園座で
夜の部「通し狂言/青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)」を観ました。
白波五人男の一人「弁天小僧菊之助」が「浜松屋の場」で諸肌脱いで言うセリフに
〝知らざあ言って聞かせやしょう 浜の真砂と五右衛門が歌に残せし盗人の……”
というのがあります。その時に入れ墨を大きく見せますが、その入れ墨が
桜なんですね。カッコいいです!!

歌舞伎では、昔から「花道」、「花形」などと言って桜に関しての言葉が
多く使われていました。ぱっと散るいさぎよさが好まれたのでしょうね。

まぁ、歌舞伎で一番桜を使うのは、有名な「金閣寺」の雪姫ですかね?
『祇園祭礼信仰記【ぎおんさいれいしんこうき】』に登場する姫で、
室町時代に活躍した有名な絵師雪舟【せっしゅう】の孫という設定です。
敵役の松永大膳によって桜の木に縛られた雪姫が、桜の花びらを集めて爪先で
ねずみの絵を描くと、そのねずみが動き出して縄を噛み切り
姫を助けるという「金閣寺」の場面が有名で、その時の桜吹雪は見ごたえが
ありますよ。

歌舞伎の世界ではなく、今年は実際の桜吹雪を満喫したいですね!

それでは、最後に「白波五人男」の桜の土手に並んで述べる口上の
大泥棒・日本駄右衛門の有名な一節をお聞きください。

〝問われて名乗るもおこがましいが、産まれは遠州浜松在、
十四の年から親に放れ、……”

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